面様年頭



※撮影 加治 武


漁師の町、輪島崎町と河井町に伝わる、400年以上の歴史を持つ神事。

正月14日と20日に行われる差し袴に、肩衣、頭に大黒頭巾をかぶり、

顔には男面と女面をつけて夫婦神に扮した二人の子供が、サカキを手に家々を

回って神棚を拝む。この間、面様はけして声を出さない。

各家の主人は「面様おめでとう」と新年の挨拶をし、面様に家内安全を祈ります。

(重要無形文化財)